【桜花賞】ハナズ故障で回避 蹄球損傷と感染症

[ 2012年4月6日 06:00 ]

<桜花賞>苦渋の表情で会見する加藤和師

 桜花賞の有力馬だったハナズゴール(加藤和)が右後肢蹄球損傷と感染症のため回避した。5日朝に緊急会見を行った加藤和師は「残念ですが、今後のことを考えて回避することにしました」と無念の表情で切り出した。ハナズは4日の最終追い切り後に洗い場で壁を蹴り、右後肢の蹄球を損傷。一夜明けても状態がおもわしくないため診察を受け、出走を断念した。師は「きょうあたり良くなるかと思ったが、感染症で痛みが出て脚をつけない状態だった」と話した。

 前走・チューリップ賞では2歳女王のジョワドヴィーヴルなどの強敵を相手に差し切って快勝。その後も栗東に滞在して順調に調整されていた。全治は未定で、師は今後について「今は早く痛みを取ってあげたい。それしか考えていない。移動できるようになれば美浦で面倒を見たい」と語るにとどめた。

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2012年4月6日のニュース