武豊「少しでも力に」 福島県庁、競馬場を訪問

[ 2012年4月6日 06:00 ]

福島競馬場の大型ビジョンで歓迎される武豊

 福島競馬が7日再開されるのに先立ち、日本騎手クラブ会長を務める武豊(43)が5日、福島県の佐藤雄平知事(64)を表敬訪問した。福島競馬場の時任淳信場長(55)と共に県庁を訪れた武豊は「昨年の3月から騎手として何をやっていくべきかを話し合ってきた。福島の皆さんが前向きになれるよう、競馬が少しでも力になれれば」と神妙な面持ちで話した。

 今回の福島開催では、21日の福島牝馬Sでアカンサス(畠山吉)に騎乗する予定。福島で手綱を取るのは5年9カ月ぶりだが、通算44戦12勝と高い勝率をマークしているだけに「福島では七夕賞で2回勝つことができた。いいイメージがあります」と意気込みを語った。

 県庁を出た後には、改修工事が終わった福島競馬場を視察し「安全面が強化された。ぜひファンの皆さんに足を運んでほしい」と開催をアピールしていた。

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2012年4月6日のニュース