来て見て触れる船橋のアイドル「キャロッタ」

[ 2012年4月6日 06:00 ]

船橋競馬マスコット「キャロッタ」

 【地方競馬です!!】船橋競馬にキャロッタあり。「来て、見て、触って、写真も撮って!」

 船橋が抱えていた長年の悩みが遂に解消した。マスコットキャラクター・キャロッタの着ぐるみが誕生。おっといけない。着ぐるみではなく彼はれっきとしたサラブレッド系牡馬だった。

 とにかく、キャロッタは05年5月5日に生まれて以来、南関でもトップクラスの人馬と自慢の広く直線の長いコースを持つ船橋競馬を懸命にアピールしてきたが、それはあくまで2次元の話。ゆるキャラ全盛のこの時代に3次元で活動できないのが歯がゆかった。しかも、大井・うまたせ!、川崎・カツマルくん、浦和・コバトン(厳密には埼玉県のマスコットだがほぼ毎開催登場の働き者)は競馬場に現れてファンの人気をさらっていく。「体さえあれば」。そんなキャロッタの願いをかなえるべく日本の匠(たくみ)が動き、3月14日、チャームポイント「顔の次に大きいお尻」をフリフリ振りながらついに念願の競馬場デビューを果たした。

 早速ファンから記念撮影を求められて気を良くしたキャロッタは、最も船橋競馬場がにぎわう日、5月2日のG1かしわ記念で本格進出を狙う。既に南関各競馬場(多忙によりコバトンは欠席)をはじめ強力マスコット軍団の協力も取り付けている。「フリオーソに負けないスターホースになる」。キャロッタの“スターへの道”は始まったばかりだ。

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2012年4月6日のニュース