【天皇賞・春 展望】主役はオルフェ ライバルは…

[ 2012年4月2日 06:00 ]

 大阪杯で一連のステップレースが終了。その大阪杯の上位陣は別路線に進む公算が大きく、阪神大賞典組と日経賞組によるV争いとなりそうだ。もちろん、主役は昨年の年度代表馬オルフェーヴル。阪神大賞典はまさかの2着に終わったが、2周目の3コーナーで大きく逸走しながらレースに復帰しての接戦は前代未聞。能力は桁違いで、まともに走れば圧勝する可能性が高い。まさに自分との戦いになる。

 ライバルの1番手は、昨年のクラシックでオルフェーヴルに食い下がったウインバリアシオン。日経賞はネコパンチの逃げ切りを許して2着も、迫力満点の末脚で断然人気のルーラーシップ(3着)には先着。叩き2戦目で間違いなくパフォーマンスを上げてくる。あとは、マイネルキッツ、ジャガーメイル、ヒルノダムールの歴代王者たちがどこまで意地を見せるか。

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2012年4月2日のニュース