中京競馬場“エコ”にリニューアル 武豊ら試走「早く乗りたい」

[ 2012年2月14日 17:18 ]

中京競馬場の新スタンドと、試走する競走馬

 リニューアルオープンを3月3日に控え、スタンドなどの改修工事を終えたJRAの中京競馬場(愛知県豊明市)が14日、報道関係者らに公開され、武豊騎手らが新コースを試走した。

 改修は2010年3月に着工し、今年1月に完成。総工費は約173億円で、二つのスタンドのうち一つを新しく建て替えた。新スタンドは地上6階建て、屋根の上に毎時100キロワットを発電できる太陽光パネルを設置し、発光ダイオード(LED)の照明を使うなどエコもテーマ。二つのスタンドを合わせ約6千席、4万人を収容できる。

 また、パドックの位置をスタンドから近くにしたり、地下1階にレース後の馬の様子をガラス越しに見られる場所を設けたりするなど、馬を間近に感じられる工夫がしてある。

 武騎手は「きれいなスタンドもでき、お客さんでいっぱいになってほしい。早く(本レースで)乗りたいなとワクワクしています」と話した。

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2012年2月14日のニュース