【フェブラリーS】最大の上がり馬カズン 大物食いに挑む!

[ 2012年2月14日 06:00 ]

トウショウカズンが勢いでG1の強力メンバーに挑戦する

 トウショウカズンは昨秋から一気に成長。準オープン、オープン特別を連勝して初の重賞挑戦だった前走・根岸Sでも2着に食い込んだ。そして、いよいよG1の大舞台へ。担当する吉田助手が目下の充実ぶりを伝える。「1戦ごとに力を付けている。おとなしくて調整しやすいし、変わりなく来ている。叩き3走目で一番いい状態で出せると思う」。前走も前崩れの展開を踏ん張ってのもので、価値がある。「相手なりに走ってくれる」という言葉にも納得。まだまだ底を見せていない。

 問題は距離延長。これまでの6勝は全て1400メートル戦で挙げたもので、あと200メートルをいかにこなすことができるか。吉田助手はこう見通しを語った。「前に壁をつくって運ぶことができれば、こなしてくれると思う。内枠が欲しい」。さらにこの中間からはリングハミを使用している。前走時は外へ膨れる面を見せていたからだ。打つべき手を打って、大物食いに挑む。

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2012年2月14日のニュース