【JCダート】2強に明暗…トラン陣営ガッカリ

[ 2011年12月2日 06:00 ]

 午後2時に行われた枠順抽選では2強の明暗が分かれた。1番人気も予想されるトランセンドは大外16番。決定を聞いた安田師は「さすがに逃げるのは厳しいだろうから、2、3番手からの競馬になるかな。エスポと逆だったらよかったが…」とがっかり。

 名前の挙がったエスポワールシチーは絶好の6番。「後入れの偶数枠と思っていたので理想的。前走(みやこS)で逃げたトウショウフリークの出方次第でポジションが決まるんじゃないかな」と安達師は余裕たっぷり。

 一方、南部杯でトランセンドを追い詰めたダノンカモンは、外めの13番に入ったが、川合助手は「強い馬の位置を見渡して行けるので、外の方がよかった」と歓迎ムード。

 12番に決定したニホンピロアワーズの大橋師も「内の馬を見ながら行けるという意味で、外の偶数枠が欲しかったのでよかった」と笑顔を見せた。

 14番ヤマニンキングリーの安藤助手、9番ワンダーアキュートの佐藤正師は「もう少し内が欲しかった」と口をそろえた。

 栗東滞在中の関東馬フリソは10番。美浦で取材に応えた小島茂師は「真ん中でちょうどいい。競馬に注文がつくタイプではないし、ルメールが力を出し切ってくれれば」と期待十分に話した。

続きを表示

2011年12月2日のニュース