アパパネなど香港組3頭、飛行機に“缶ヅメ”

[ 2011年12月2日 06:00 ]

 海外に遠征する日本馬が肝を冷やした。香港国際諸競走(11日、香港シャティン)に出走予定のアパパネ(牝4=国枝)、カレンチャン(牝4=安田)、パドトロワ(牡4=鮫島)は当初、11月30日21時20分発のシンガポール航空SQ7829便で出国する予定だったが、機材故障で大幅に遅延。結局、ひと晩を関空の機内で過ごす緊急事態となった。空港では競走馬を運動させる場所もなく、馬の体調を考慮して遠征断念の可能性も広がったが、同便は約15時間遅れて翌1日の午後12時09分に出国。同日全馬無事に香港に到着、17時50分にシャティン競馬場入りした。カレンチャンの安田師は「出はなをくじかれた」と疲労感をにじませていた。

 

続きを表示

2011年12月2日のニュース