トリップ、次走も上積み期待!連勝どこまで?

[ 2011年11月29日 06:00 ]

京都2歳Sを制したトリップ(左)

 京都2歳Sはトリップが単勝1・6倍の1番人気に応えて快勝。中団待機から末脚を伸ばし、先行集団をねじ伏せた。2着エーシングングンとは3/4馬身差だったが、抜け出してからソラを使う(気を抜く)など、着差以上に余裕のある内容。500キロを超える大柄な馬体を、まだ持て余している印象で、次走以降の上積みも見込める。来春のクラシックへ向けて、連勝をどこまで伸ばせるか楽しみな素材だ。

 東京のベゴニア賞では良血サトノギャラントが最後方から大外一気の追い込みという派手な競馬で2勝目。3F33秒2の強烈な決め手は母スティンガー譲りだ。

 からまつ賞はタイセイスティングが直線の叩き合いを鼻差で制してV。勝負根性が光った。2歳のダート王を決める全日本2歳優駿(12月14日、川崎)でも注目の1頭となる。

 新馬は東京のターフデライト、サトノプライマシーが将来性を感じさせる走り。京都のアドマイヤブルーも完成度が高く、重賞戦線で活躍しそうだ。

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2011年11月29日のニュース