【船橋・日本テレビ盃】ファルコン“記録的”V

[ 2011年9月24日 06:00 ]

<日本テレビ盃>4馬身差の圧勝劇を飾ったスマートファルコン

 ダートG2「第58回日本テレビ盃」が23日、船橋競馬場で行われ、単勝1・0倍のスマートファルコンが楽々と逃げ切り。重賞16勝目を挙げ、自身が持つダートグレード最多勝利数とJRA所属馬の最多重賞勝利数を更新した。

 地方の雄フリオーソが競走除外となったこともあり、単勝支持率は実に85・1%。難なく主導権を奪うと、余裕の手応えのまま後続に4馬身差をつけて押し切った。「いつもより馬がおとなしく、折り合いもスムーズ。後ろは気にせず、3コーナーで待つこともせず自分から動いていった。いい形で(秋の)スタートが切れたね」と主戦・武豊。これで昨年11月の船橋JBCクラシックから全て逃げ切りで6連勝。次走はJBCクラシック(11月3日、大井2000メートル)でG1・4勝目を狙う。小崎師は「来春のドバイ(ワールドC)へ向け、馬に負担がかからず、また選出されるようなローテーションを選んでいきたい」と笑顔を見せた。

 ◆スマートファルコン 父ゴールドアリュール 母ケイシュウハーブ(母の父ミシシッピアン)牡6歳 栗東・小崎憲厩舎所属 馬主・大川徹氏 生産者・北海道新ひだか町の岡田スタッド 戦績30戦20勝(南関東13戦9勝)総獲得賞金7億8073万6000円。

 

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2011年9月24日のニュース