【神戸新聞杯】アグネスワルツ 久々も“圧逃劇”に期待

[ 2011年9月22日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=21日】阪神の注目レースは神戸新聞杯だが、土曜の夕月特別も見逃せない。昨年のオークスで3着に逃げ粘ったアグネスワルツが、半年ぶりにターフに戻ってくる。これは確勝級?そうにらんだ岡崎が宮本師に話しかけると、苦笑まじりの返事が返ってきた。

 「やけにメンバーが強いよね。重賞で戦っていたような馬がいっぱいいるな」

 母エアグルーヴの超良血グルヴェイグを筆頭に、昨年のフィリーズレビュー2着ラナンキュラス、府中牝馬S3着スマートシルエット。ただし指揮官は他の有力馬に敬意を払いつつ、ここでは負けられないという意気込みも口にした。「トモ(後肢)に凄く肉がついて、馬体重は20キロ以上増えた。めちゃくちゃいい馬になっているよ。とにかくこの秋、ポンポンと勝ってオープンに戻りたいね」。重賞でも楽々ハナを奪えるスピードが最大の持ち味。“圧逃劇”を期待してみたくなる。

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2011年9月22日のニュース