【皐月賞】池添騎手「弟が勝ててうれしい」

[ 2011年4月24日 18:27 ]

優勝したオルフェーヴル(12)、2着のサダムパテック(4)、3着のダノンバラード(2)
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 兄が成し得なかったクラシック制覇を遂げた。オルフェーヴルが、全兄のドリームジャーニーが跳ね飛ばされた3冠レースのタイトルを力強い走りで見事に獲得した。

 有馬記念などG1・3勝のドリームジャーニーの主戦でもある池添騎手は「1頭分のスペースを割って出る時の脚がすごく速かった。兄が勝てなかったクラシック。(弟が)勝ててうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 池江泰寿調教師は、父の池江泰郎元調教師に追い付く形で皐月賞親子制覇を達成。オルフェーヴルの父ステイゴールド、母の父メジロマックイーンはともに父親が管理した馬で「ゆかりの血統で勝ててうれしいし、これが競馬の醍醐味」と感無量の様子だった。

 次の目標はダービー。池添騎手は「レース後はケロッとしていた。心臓が強いし、潜在能力は抜けている」と、2冠達成へ十分な手応えをつかんでいるようだ。

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2011年4月24日のニュース