【皐月賞】オルフェーヴルが3馬身差圧勝

[ 2011年4月24日 16:18 ]

皐月賞を制したオルフェーヴル

 3歳クラシック3冠レースの第1戦、第71回皐月賞(24日・東京11R2000メートル芝18頭、G1)は、4番人気のオルフェーヴル(池添謙一騎乗)が2分0秒6で優勝し、1着賞金9700万円を獲得した。池添騎手、池江泰寿調教師ともにこのレース初制覇で、同調教師はクラシック初勝利。

 中団のやや後方を進んだオルフェーヴルは、最後の直線で内側をついて一気に末脚を伸ばし、2着に入った1番人気のサダムパテックに3馬身差をつけて快勝した。8番人気のダノンバラードがさらに1馬身1/4差の3着だった。

 皐月賞は東日本大震災の影響で、当初開催予定だった中山競馬場から、23年ぶりに東京競馬場に変更されて行われた。

 ▼池添謙一騎手の話 牡馬のクラシックを勝つのは初めてなので、すごくうれしい。新馬戦で僕が振り落とされたほど、気性が激しかった馬に、いろいろと教え込んでくれた牧場や厩舎のスタッフに感謝したい。

 ▼池江泰寿調教師の話 子どものころから、東京でのG1を勝つのが夢だった。東京に変更になったのはオルフェーヴルにとっては有利だと思っていたが、2着を3馬身も離すとは、想定外の強さだった。

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