【皐月賞】ミスターX ダノンミル素質開花!

[ 2011年4月24日 06:00 ]

 東京メーン11R・皐月賞(G1)は、未知の魅力を秘めたダノンミルに◎。デビューして2戦は前の馬をとらえきれずに2、4着に敗れたが、3戦目は力強く抜け出すと、後続に3馬身差をつけた。実戦経験を積みながら競馬を覚えてきた。

 好メンバーがそろった前走・若葉Sは未勝利V後で12番人気の低評価。しかもレースは、今まで経験したことのない前半5F通過が59秒5というハイペースの流れだった。それでも戸惑うことなく好位をすんなりと追走。手応え良く、直線でもしっかり伸びて突き抜けた。素質は相当なものだ。

 今回初めてコンビを組む内田は、2週連続で栗東に駆けつけて感触を確かめた。「いい馬ですよ。瞬発力もありそうだね」とぞっこん。藤原英厩舎に内田騎手といえば、昨年のダービー馬エイシンフラッシュと同じゴールデンタッグだ。鞍上は「フラッシュよりも乗りやすい」と確かな手応えをつかんでいた。

 今年は東京の開幕週に行われる皐月賞。春の東京開幕週の芝2000メートルは内田にとって相性抜群の舞台だ。近4年で春の東京開幕週の芝2000メートル成績は【4104】。07年以降は開幕週の芝2000メートル戦で毎年V。07年4月22日の金峰山特別(リヴァプール)→08年4月27日のフローラS(レッドアゲート)→09年4月26日のフローラS(ディアジーナ)→10年4月24日の未勝利(ダークシャドウ)。頼もしい鞍上に導かれてミルの素質が開花する。

 3連単(6)1着固定で相手(1)(4)(5)(7)(11)(17)の30点。

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2011年4月24日のニュース