【毎日杯】ブエナ弟トーセンレーヴ“変わった”

[ 2011年3月25日 06:00 ]

アイソトープ(右)と坂路を駆け上がるトーセンレーヴ

 日本が誇る最強牝馬ブエナビスタがドバイ・ワールドCに出走する今週末。阪神では半弟トーセンレーヴが毎日杯で重賞Vを狙う。

 追い切りはリスポリを背に坂路へ。力強いフットワークで駆け上がり、4F52秒7~1F12秒7でアイソトープ(6歳1000万)に半馬身先着。池江師が納得の表情で切り出す。

 「中2週、中2週になるし、そんなに強い調教はいらないので。素軽さが出て、フォームが大きくなっている。爪の状態も安定していますよ」

 遅れてきた大物という表現がピッタリ当てはまる。血統が血統だけにデビュー前から注目され、また新馬、アルメリア賞で2連勝と結果も出してきた。「初戦はまだ半信半疑だったけど、わずか一戦で変わった」と池江師が振り返るように単に勝つだけでなく、2戦目はレース内容が良化。しまいの切れ味がグンと増していた。1戦ごとに進化する超良血ディープインパクト産駒がクラシック本番へ、さらに加速する。

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2011年3月25日のニュース