【ドバイＷＣ】ヴィクト追い切り“オールＯＫ”

　ドバイワールドＣ（メイダン競馬場、２６日）に出走するヴィクトワールピサ（牡４＝角居）は僚馬でドバイシーマＣに出走のルーラーシップ（牡４）とオールウエザーコースで追い切りを行った。角居師は「ヴィクトは中山の重い馬場の前哨戦（中山記念Ｖ）でも強い走りをしてくれたので、ドバイのオールウエザーもこなせると思う。ルーラーは軽やかな走り。ドバイの芝馬場も合っていると思う。これまで強い調教を３本こなしているので体も引き締まっていい感じ」と好感触を伝えた。

　同じくワールドＣに出走する２頭はオールウエザーコースでキャンター調整。ブエナビスタ（牝５＝松田博）は単走で２周。松田博師は「土曜に少し速い調教をした。馬体も良さそう」とコメント。トランセンド（牡５＝安田隆）は単走で１周流した。騎乗した山下助手は「相変わらず元気いっぱいで順調」と語った。この２頭はきょう水曜に追い切る予定。

　ＵＡＥダービーに出走するレーザーバレット（牡３＝萩原）はオールウエザーでキャンター１周の調整。師は「あす水曜の追い切りに備えて軽めの調教。いつもと変わらない感じで安心した」と話した。