4月以降の開催、各施行者に判断に

[ 2011年3月23日 06:00 ]

 東日本大震災により今月いっぱいの中止を決定していた競輪は、今週中にも4月以降の開催が発表される見通し。22日に関係5団体の事務方の会議、23日には経済産業省も加わり18日に次いで2回目の協議が行われる。そこで各競輪場の施設状況、計画停電などを踏まえて再開時期を決定する予定だが、4月以降の開催判断は各施行者に委ねる見込みだ。関係者によると「新年度になる4月1日を初日とする開催(京王閣、平塚など)からか、7日からの共同通信社杯春一番(武雄)から再開するのではないか」という。ただ、被災地への救援物資の経由地となっているいわき平競輪場が当面の間、開催中止を決めているように、被災者を受け入れている千葉競輪場(4月開催中止)、取手競輪場は今後の状況を見据えて開催判断を先送りすることになりそうだ。

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2011年3月23日のニュース