【高松宮記念】サマーウインド、久々の芝は…

[ 2011年3月23日 06:00 ]

サマーウインドは芝でも結果が出せるか

 【G1ドキュメント・22日】芝でどうなのか!?高松宮記念が2年7カ月ぶりの芝となるサマーウインドの取捨は、ここが最大のポイントだろう。岡崎が庄野厩舎の大仲へ行くと、担当の蟹江助手が「缶コーヒーでも飲んでいってください」と優しく出迎えてくれた。

 「ドバイへ行かないことを早めに決めましたから、調整は順調です。ただ、今回は相手が強そうですね」

 芝スプリント路線の一流どころが勢ぞろいした一戦。“新参者”としてはさすがに弱気にならざるを得ないか…。だが、芝適性に関しては前向きなコメントがポンポン飛び出したから侮れない。

 「これまで芝スタートでも問題なかったからね。それにダートを使ってきたのも脚元を気にする面があったからで、今は全然心配ないんです。血統的にもいけるでしょ?」

 父タイキシャトルは言わずもがな、母シンウインドもスワンSや京王杯SCを制した芝の快速馬だった。終わってみれば芝の方が良かった、という結末もあながち夢じゃない。 

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2011年3月23日のニュース