【京成杯】フェイトフルウォー“まじめ”なら…

[ 2011年1月13日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・12日=美浦】変則開催で全休日明けだった水曜は追い切りを行う馬が少ない。追い切りの取材を早々に終えた寺下は、京成杯に出走するフェイトフルウォーを管理する伊藤伸厩舎へ向かった。デビュー戦はレース直前に放馬するアクシデントがありながら快勝した。

 「普段の厩舎周りの運動でもすぐ立ち上がったりして、まだまだ幼さを見せている。競馬を使いながら、力をつけているし成長を感じる」と本田助手。

 初の右回りだった前走・ホープフルSは直線で内にもたれて、まともに競馬したのはラスト100メートルだけ。それでも最後は目の覚めるような末脚を発揮して3着に浮上した。「中山は2回目だし今度は違うと思う。ちゃんと走ってくれれば面白いよ」。あとは自分との戦いだ。まじめに走れば、どれだけの末脚を見せてくれるのか、寺下は得意の妄想を膨らましていた。

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2011年1月13日のニュース