【名古屋ＧＰ】ワンダースピード“鬼っぷり”健在

　交流重賞「第１０回名古屋グランプリ」が２３日、名古屋で行われ、２番人気ワンダースピードが重賞５勝目。

　ＪＲＡ勢の８連覇（０５年は降雪中止）となった。逃げる地元馬マルカハンニバルの２番手を追走。４角で先頭に立つと直線はマカニビスティーの猛追を鼻差抑え込んだ。今年は秋の戦線復帰から２ケタ着順が２戦続いたが、０８年１着、０９年２着と好相性のレースを２年ぶり制覇。“名古屋ＧＰの鬼”だ。

　◆ワンダースピード　父キンググローリアス　母ワンダーヘリテージ（母の父プレザントタップ）牡８歳　栗東・羽月友彦厩舎所属　馬主・山本信行氏　生産者・北海道新ひだか町のフクダファーム　戦績４６戦１２勝（地方９戦３勝）総獲得賞金４億１８４５万６０００円。