【天皇賞・春 1週前追い】マイネルキッツ視界良好

[ 2010年4月22日 06:00 ]

松岡騎手を背に、ダノンベルベール(奥)と併せで追い切るマイネルキッツ

 天皇賞・春(5月2日、京都)の1週前追い切りが行われ、美浦では連覇を狙うマイネルキッツが、迫力のある脚さばきで好調をアピールした。主戦・松岡が騎乗してWコースで併せ馬。相手も三浦が乗ったダノンベルベール(福島牝馬S出走)で、直線は馬体をびっしり併せて実戦さながらの叩き合い。ベルベールが前に出かけたが、松岡の右ムチに反応すると再び加速して併入した。「前走(日経賞1着)の出来が凄く良かったが、今回も似たような感じ。反応も感触も良かった」と松岡も笑顔だ。

 国枝師は中間に、ちくのう症の症状があったことを明かしたが「抗生剤の効果があったようで、もう治まっている。動きを見る限り影響もないようだ」とひと安心。「精神的にしっかりしてきたし昨年並みの出来にあるから」と視界は良好だ。22日栗東へ出発し、本番に備える。

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2010年4月22日のニュース