【高松宮記念】2着ビービーガルダン

[ 2010年3月29日 06:00 ]

 昨年のスプリンターズSに続く惜敗の銀メダル。ビービーガルダンは、またも鼻差でG1タイトルを逃した。引き揚げてきた安藤勝は「ハナ負けばかりで嫌になるね」とポツリ。向正面は外めの3番手を追走。絶好位で折り合ったが、3~4角でわずかに外に膨れてモタついた際、内から加速したキンシャサノキセキに先に抜け出された。外から懸命に追い詰めたが、わずかに及ばなかった。「4角の反応がよくなかったし、右へ右へと逃げながら走っていた。右回りに比べると、走りがぎこちない」と鞍上。悔しさをにじませながら「それでもスタートは速かったし、理想的な競馬ができた。短距離戦ではトップクラスの能力があることを証明してくれた」とパートナーの頑張りを称えた。

 領家師も「相手も止まったように感じた。もうちょっとだが…」と無念の表情。夢破れたが、6歳春にして衰えのないことをアピール。まだ見ぬ頂点を目指し、G1への挑戦を続けていく。

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2010年3月29日のニュース