【ラジオNIKKEI賞】池江郎師ワクワク3本の矢

[ 2009年7月1日 06:00 ]

 3頭出しを敢行。池江郎師の口ぶりから期待の大きさが伝わってくる。「みんな同じくらいの力がある。上手に競馬をしたのが上位に来るんじゃないかな」

 イネオレオは青葉賞5着→白百合S3着と歯がゆい内容が続く。ただ、ここ2走も届きはしなかったがメンバー最速の上がり3Fを計時。展開がかみ合えば一気に突き抜ける。ロードロックスターは東京へ遠征した前走・エーデルワイスS5着はイレ込みが影響。2走前の京都新聞杯3着の実績を持つ。「前走は2番手でムキになって走っていた。それでもそんなに負けていないし、もう少しリラックスして走れれば」。小回りの福島で先行力は大きな武器だ。もう1頭のウインヴェロシティはここに来て一気に頭角を現してきた。オープンでの実績はなくても勢いは魅力。「力をつけているよ。それなりの競馬をしてくれると思う」
 池江郎厩舎の今年の3歳世代はアプレザンレーヴがダービー5着で秋は神戸新聞杯で始動予定。札幌開幕週でヤマニンウイスカーが古馬相手に1000万を勝ち菊花賞出走へ前進した。池江郎師は「出られるものなら1頭でも多くG1に出したい。今週の3頭も秋のために賞金を加算させたいね」と力が入っている。

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2009年7月1日のニュース