伏兵ヴォドカ楽ちん逃走劇/フラワーC

[ 2009年3月22日 06:00 ]

<フラワーC>レースを制したヴィーヴァヴォドカ(左)

予想自慢のユーザー続々参戦!GOLDENサーキット

SPOG終盤戦!ユーザーランキング激化

 中山土曜メーンの11R・フラワーCは、11番人気ヴィーヴァヴォドカが逃げ切って重賞初V。1番人気ディアジーナは猛追及ばず2着だった。
 鞍上の村田は向正面で笑みを抑えられなかった。「楽に行かせてくれた。過去のレースを見て、逃げた方が結果が出ると思っていた。すべてうまくいった」。直線を迎えても伏兵の脚色は鈍らない。坂の手前でスパートをかけ、ディアジーナの追撃を首差しのぎ切った。勢司師は「パドックから落ち着きがあったし、それが最後の粘りにつながったのだろう。気分良く走れば、逃げにこだわる必要もない」と力を評価した。
 次走は桜花賞(4月12日、阪神)。「スマイルトゥモローも(02年に)ここを勝ってG1に向かったんだ」。オークスを制した先輩の名を挙げ、師はG1への意気込みを見せた。
 ▼ヴィーヴァヴォドカ 父ダンスインザダーク 母トウカイステラ(母の父トウカイテイオー)牝3歳 美浦・勢司厩舎所属 馬主・芹沢精一氏 生産者・北海道白老町白老ファーム 戦績4戦2勝 総獲得賞金4541万6000円。

続きを表示

2009年3月22日のニュース