キストゥ“気持ちよく”花道飾りたい/中山牝馬S

[ 2009年3月10日 06:00 ]

 「第27回中山牝馬S」(15日)では06年の桜花賞馬キストゥヘヴンがラストランに臨む。

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 05年暮れから走り続けて3年余。06年の桜花賞を射止めたキストゥヘヴンが引退戦を迎える。“無事これ名馬”を地でいき、4歳時に挑んだ米国G2キャッシュコールマイル(4着)を含め、実に重賞は21戦出走。その間、3度の重賞タイトルを勝ち取った。斎藤助手は「いつも自分の力を出しきった馬。(07年11月に美浦に)ポリトラックコースができてから、さらに安定して走ってくれた」と感慨深げだ。
 前走・東京新聞杯(10着)は不良馬場で自慢の切れを殺されてしまった。1週前の5日は慣れ親しんだポリトラックで5F65秒6~1F11秒8(強め)で軽快に駆け抜けた。「中間も順調にきているし、牝馬同士なら力は上。ラストランなので良馬場でできれば…」と斎藤助手も力を込める。3歳時のフラワーCで重賞初Vを飾った思い出の中山1800メートル。満開の桜の仁川で火を噴いた剛脚爆発を陣営は心から祈っている。

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2009年3月10日のニュース