ダービー間に合う!ホウギョク/新馬戦評

[ 2009年3月3日 06:00 ]

 【2月28日、3月1日の新馬戦】昨夏から長く続いた新馬戦も今開催がラスト。出馬ラッシュの中、良血馬が集結した阪神日曜5Rを制したニシノホウギョクは今後が楽しみだ。中盤にかなりペースが落ちたため、勝ち時計は平凡だったが、完全に逃げ切り態勢だった2着馬をきっちりとねじ伏せる味な勝ちっぷり。“さすがは姉ニシノフラワーの血統馬”と感じさせるセンスの良さだった。まだダービーには十分に間に合う時季。次走は要チェックだ。

 中山で勝ち上がった3頭もみな将来性を感じさせる勝ち方。土曜6Rを好タイムで6馬身ちぎったタマモハーバーは短距離戦なら芝でもダートでも期待できそう。日曜4Rのクレヨンロケットは追われての迫力ある伸びが印象的で奥が深そうなタイプ。日曜6Rのデリキットピースは良馬場ならもっと切れそうな気配が漂っていた。3頭とも、昇級即通用の器とみていい。

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2009年3月3日のニュース