三浦皇成“強引進路”適用第1号に…

[ 2009年1月26日 07:13 ]

<中山競馬5R>走行妨害で騎乗停止の処分が下った三浦皇成は検量室でモニターを見る

 24日に通算99勝目を挙げ、デビュー最速100勝に王手をかけた三浦皇成(19)だが、25日は10鞍騎乗して未勝利、新記録は持ち越しとなった。「勝てなかったのは自分の甘さ。ただ、年間を通しての勝ち星が第一。長い目で見てほしい」と三浦は語った。

 中山5R・コオリナアベニューでの2着が最高だったが、直線で前が狭くなったところを外側に斜行し、強引にこじ開けたことで開催日2日間の騎乗停止に(走行妨害とは認定されず降着はなし)。次週(31日、2月1日)の競馬には乗れなくなった。今年から改定した制裁基準「強引な進路の取り方による進路影響」の適用第1号となり、三浦自身も初の騎乗停止処分。「乗れないのは残念だが、悔しさを感じることが一番の反省になる。自分を見直し、外から競馬を見つめるいい機会。2週間後に戻って、また頑張りたい」と若武者は前を向いていた。

続きを表示

2009年1月26日のニュース