飯田に来た!G1チャンスだ/朝日杯FS

[ 2008年12月19日 06:00 ]

 【乗ってる騎手=飯田祐史】メイショウオウドウとのコンビなどで重賞4勝を挙げている飯田祐史(34)。今回は待望のG1チャンスだが「丈夫で長くやっていけそうな馬。2歳で終わるわけではないし、条件が向いてくれればいいね」。経験を積んだ中堅らしく気負いはない。

 ホッコータキオンがG1に有力馬として駒を進めるのは馬には失礼ながら予想外だった。「デビュー前は坂路で動かなくて。勝った時は思わず馬に謝った(笑い)。スピードの持続力があるのが強み。ハナに行ければ行くが、何が何でも行かなければいけないわけでもない」。今は相棒に絶対の信頼感を抱いている。自信の根拠は「阪神の1800メートル(野路菊S1着)と京都1600メートル(デイリー杯2歳S2着)で、ともにいい時計で走った。求められるものが違う、この2レースをしっかり走ったことは強み」。どんな条件下でも力を出し切れるタキオン。初の中山、急坂も楽々とこなしてくれそうだ。

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2008年12月19日のニュース