マツクニ軍団2歳勢は「厩舎開業以来、最高」

[ 2008年8月8日 06:00 ]

 【東西ドキュメント発 栗東7日】松田国師は厩舎から巣立った種牡馬の産駒の活躍に目を細めている。新種牡馬キングカメハメハ産駒の好デビューに加え、タニノギムレットやクロフネが、すでに種牡馬として確固たる地位を築いていることに親心をのぞかせる。夏の2歳戦はこうして外野の立場を貫く腹づもりだが、秋になれば動く。

 「リストを見せようか」とカラーコピーされた2歳馬の一覧表で説明する。血統が苦手な菱田でも驚くほどの布陣だ。「ワールドプレミアはネオユニヴァースの下。エアレブロンはエアシャカールの下。ブリリアントレイはスティルインラブの下。トロピカルキングはメイショウドトウの下で…」
 あえてG1馬の弟や妹を強調したが、ほかにも良血馬ぞろい。「厩舎開業以来、最高の布陣。秋は2歳戦に懸ける」というのもうなずける。

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2008年8月8日のニュース