7年ぶり復活南関重賞 ナイトスクールに注目

[ 2008年7月1日 06:00 ]

ゴールドカップで05年以来の重賞Vを狙うナイトスクール

 南関東重賞S3「スポニチ杯・第46回ゴールドカップ」が2日、浦和競馬場でゲートイン。01年まで秋の3歳重賞として行われてきたが、古馬重賞となって7年ぶりの復活。昨年末、同競馬場に新設された距離1500メートルで重賞が行われるのは初めてになる。

 船橋の6歳馬ナイトスクールがゲンのいい浦和コースで約3年ぶりの重賞制覇を狙う。05年1月、3歳重賞ニューイヤーCで7馬身差の圧勝。しらさぎ賞(当時は3歳重賞)で連勝を飾り、クラシック候補にも挙げられた。故障でクラシックには出走できず、2度の長期休養。古馬重賞には3回挑戦して前走の京成盃GM6着が最高成績だが、潜在能力は重賞級で、A2下のメンバーが大半のここは絶好のチャンスだ。
 「前走は結果的に前が速く(3番手追走)、差し馬向きの展開になってしまった。このところ足踏みしているけど、状態はいい」と坂本師。07年12月のテレビ埼玉杯9着以来の浦和参戦。当時は1年2カ月ぶりの実戦だった。順調に使われている今回は違う結果が期待できそうだ。「ビュンと切れる脚はないので、スピードを生かして2、3番手から抜け出すのが理想」と同師。復活した重賞「ゴールドカップ」でナイトスクールが完全復活を遂げる。

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2008年7月1日のニュース