バンガロール重賞でも上位の存在/2歳戦評

[ 2008年7月1日 06:00 ]

 【6月28、29日の新馬戦】大物感では阪神デビューのバンガロールが1番だ。先行馬のペースを鋭く差し切ったあたり、センスは相当。武豊も「見た目以上に強い内容」と高い評価を与えた。佐々木晶師は「距離が延びても良さそう」との見方。目標の新潟2歳Sでも上位の存在になる。

 福島では注目のダイワバーガンディが初戦勝ちを決めた。母ダイワルージュは昨年で引退した名マイラー・ダイワメジャーの全姉。流行の血脈からまた1頭、期待馬が現れた。
 函館2頭も優秀な内容だった。ディーズハイビガーは叩き良化タイプの多いアグネスデジタル産駒だが、初戦からセンスあふれる内容。「素直で言うところがない」と木幡は素質を絶賛した。上積みも十分か。ゼットサンサンは堂々のレコードVを決めた。「芝でも大丈夫」と山内師。ともに函館2歳Sの有力候補に名乗りを上げた。

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2008年7月1日のニュース