日本一!「エリザベス連敗クィーン」

[ 2008年6月18日 06:00 ]

競馬の最多連敗記録を更新したエリザベスクィーン(中央)

 兵庫県姫路市の姫路競馬で17日、史上最多タイの161連敗中の7歳牝馬エリザベスクィーンが第1レースに出走、2着に終わった。162連敗となり、中央、地方競馬を通じた連敗記録を16年ぶりに更新した。地方競馬の最多記録は1992年に引退した牝馬ハクホークインの161連敗。中央競馬の記録は94。

 この日のエリザベスクィーンは2番人気。出足はよく、好ポジションを保ったが、1着と1馬身余りの差でレースを終えた。
 エリザベスクィーンは北海道日高町生まれで2003年から北海道、佐賀、愛知などの地方競馬を転戦しているが、一度も勝ったことがない。07年1月には高知競馬のハルウララの113連敗を抜き話題となった。
 調教師の栗林徹治さん(40)は「勝たせてやりたかった」と悔しさをにじませながらも「体調を崩さないで162回走り続けたのは凄いと思う」と健闘を称えた。

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2008年6月18日のニュース