出馬表そのまま東京競馬4日代替開催

[ 2008年2月4日 06:00 ]

雪化粧に覆われた東京競馬場

 3日に行われる予定だった第1回東京競馬2日目は、降雪のためJRAが同日午前6時、中止を決定。代替開催は4日に出馬投票をやり直さず行われる。降雪による中止は06年1月21日の第1回中山競馬7日目以来2年ぶり。京都競馬は発走時刻を繰り下げた上で、小倉競馬は通常通り、開催された。また、花月園競輪最終日、桐生競艇2日目が順延。川口オート5日目が中止となった。

 東京競馬が降雪で中止となったのは01年1月27、28日以来7年ぶりのことだが、JRAの対応は素早かった。3日午前5時に第1回対策会議が開かれ、気象予報などの状況分析を行った上で同6時、早々と開催中止を発表した。この時点で積雪はわずか2センチだったが、同9時には9センチまで増えていただけに早い判断が功を奏した形だ。
 また、4日に代替開催を行うことを決定。JRA広報は「代替競馬は出馬投票をやり直さずに施行。今後の降雪状況により、発走時刻および使用するコースを変更する可能性があるので、午前6時以降に正式発表する」とした。
 美浦トレセンでは3日午前4時頃に馬運車32台が東京競馬場へ向けて出発。中止決定を受けて常磐自動車道の谷和原インターで折り返し、全車両が美浦トレセンに戻った。この日、東京競馬場に滞在していた馬は栗東所属が21、美浦所属22の計43頭。ダートコースを開放したが馬場入りしたのは10Rに出走予定のサクラオリオンただ1頭だけだった。

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2008年2月4日のニュース