キッスでアンカツ800勝/京都牝馬S

[ 2008年2月4日 06:00 ]

ゴール手前でザレマ(奥)をかわしたアドマイヤキッスが1着ゴール

 京都牝馬S “善戦馬”アドマイヤキッスが、先に抜け出したザレマとの叩き合いを制して1年2カ月ぶりに重賞制覇を飾った。この勝利で安藤勝己騎手(47)はJRA通算800勝に到達、サンデーサイレンス産駒はJRA通算2700勝の大記録を達成した。「前に乗った時は集中していなかった感じだったけど、きょうは気持ちが前向きだったね。手応えが良かった」と安藤勝はキッスの精神面の変化を強調した。松田博師は「今まで一番の出来だった。調教通りに走ったということ」と笑顔。5歳を迎えて、これまで少し足りなかった集中力と闘争心が芽生えた。

 ◆アドマイヤキッス 父サンデーサイレンス 母キッスパシオン(母の父ジェイドロバリー)牝5歳 栗東・松田博厩舎所属 馬主・近藤利一氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績18戦5勝 総収得賞金3億2205万4000円 主な勝ち鞍はチューリップ賞、ローズS、愛知杯、京都牝馬S。

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2008年2月4日のニュース