逃げるは恥だが役に立つ

TBS幹部 ドラマ「逃げ恥」のヒット高評価「ブームと言っていい」

[ 2016年11月30日 16:30 ]

TBS「逃げるは恥だが役に立つ」の主演を務める新垣結衣
Photo By スポニチ

 TBSの武田信二社長(63)が30日、都内の同局で定例会見を行い、好調な女優の新垣結衣(28)主演の「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜後10・00)について「大変楽しみにしております」と今後に期待した。

 同作は初回10・2%は、2014年4月期に新設された火曜ドラマ「火10枠」としては初の2桁発進。その後、第2話12・1%、第3話12・5%、第4話13・0%、第5話13・3%、第6話13・6%、第7話13・6%、20分遅れで放送された第8話も16・1%と上昇し、自己最高&同枠歴代最高更新となった(数字はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 原作は講談社「Kiss」で連載されている海野つなみ氏による同名漫画。求職中の妄想女子・森山みくり(新垣)が、独身会社員・津崎平匡(星野源)の家事代行として働くうちに、2人が従業員と雇用主という関係の「契約結婚」をしてしまう社会派ラブコメディー。エンディングで星野が歌う主題歌「恋」に合わせ、新垣らキャストが披露する通称・恋ダンスが話題となっている。

 同作について、武田社長は「本当にSNS等で大変評判になりました。各局アナウンサーが踊って、中には社長も出てくるところもある。うちの女子アナも踊っていて、大ヒットしている」と評価し、「あと4話ありますが、大変楽しみにしております」と期待を寄せた。「1回目から一度も視聴率を下げていないのは珍しい。ダンスで話題になったところもあるが、登場人物の絶妙なやり取りやいろんなところに魅力を感じてくれていると思う。総合視聴率もタイムシフト視聴率も格段に高い」と続けた。

 編成担当の佐々木卓常務も「全国的には20%以上の局もある。大変好調。女性層に加えて、男性若年層の支持を得て、初回から毎回毎回視聴率を伸ばしています。ダンスやドラマのパロディー部分も評判になっており、ブームと言っていいと思う」と高く評価した。

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