松方弘樹 脳リンパ腫と診断「悪性」も医師「パターン踏めば完治」

[ 2016年3月3日 06:00 ]

「脳リンパ腫」であることを発表した俳優の松方弘樹

 脳腫瘍の疑いで入院していた俳優、松方弘樹(73)の所属事務所が2日、病名について「脳リンパ腫」と診断されたと発表した。

 所属事務所によると、松方が入院している病院の主治医からこの日朝、伝えられた。事務所の担当者は「医師からは、リンパにできた腫瘍という時点で悪性という説明を受けた。松方本人にも診断は伝えられている」と話した。

 松方は先月25日、脳に内視鏡を入れる検査を受けていた。今後は10日後をメドに投薬治療に入り、効果を見てから、治療のステップを決めるという。入院先の病院にはこれまで同じ症例がいくつかあるそうで「パターンを踏めば完治する」と見通しを語った医師に、松方は「言う通り頑張ります」と話したという。

 診断を受け、所属事務所はテレビ出演など、今後予定していた仕事を全てキャンセル。「順調なら今秋にも完治が見込めると聞いている」と説明した。

 別の関係者は投薬治療について、「腫瘍の肥大を防ぎ、あわよくば小さくする目的で行われる」とし、「経過によって手術、放射線治療、また抗がん剤など複数の選択肢から最適なものを選ぶ予定」と話している。

 知人によると、松方はこまめに検診を受けており、半年前の診断では腫瘍はなかったという。そのため、この知人は「松方さんの腫瘍は大きくなっていると聞いている。そんなに順調に進むのだろうか」と心配を口にした。腫瘍が手術困難な位置にあるという一部報道については所属事務所、知人ともに否定した。

 事実婚状態にある元女優の山本万里子さん(43)と担当マネジャーにつきっきりの看護を受け、復帰を目指している。

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2016年3月3日のニュース