吉田沙保里会見で“失言” フジ新人アナが「とくダネ」で謝罪

[ 2015年12月25日 09:06 ]

フリーアナウンサーの小倉智昭

 24日に行われたレスリング女子の吉田沙保里(33)のALSOK退社発表会見で、「退社」を「引退」と言い間違えて質問したフジテレビの内野泰輔アナウンサー(23)が25日、同局の情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演し、改めて吉田に謝罪した。

 会見では、まず吉田が所属するALSOKを年内で退社することを発表。その後質疑応答に移ったが、内野アナは「今回の引退に関して、自分自身で決められたことなのか、それとも澤選手に影響を受けて決められたことなのか…」となぜか「引退」という言葉を口に。吉田が「引退ではございません」と訂正すると、同アナは「すいません」と謝罪しながらも「今回の移籍に関して…」とまたも言い間違い。これには吉田も「移籍もまだ…」と苦笑いするしかなく、会見に集まった報道陣からは笑いが漏れた。

 この日の番組で、MCを務めるフリーアナウンサーの小倉智昭(68)らから「何を聞いてたの?」「聞いてなかったんだ」と突っ込まれた内野アナは「吉田選手、数々の失礼な発言、誠に申し訳ございませんでした」と平謝り。それでも小倉アナが「会見場がなごんだらしいじゃない」と助け舟を出すと、「笑ってくださったのが幸いでした」とホッとした表情。先輩の笠井信輔アナウンサー(52)も「引退でも移籍でもないことが却って強調されて分かりやすいニュースになった」と笑顔でフォローしていた。

 内野アナは慶大卒業後、今年4月に同局に入社した。

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