桑名正博 脳幹出血で意識不明「積極的治療法ない」

[ 2012年7月16日 06:00 ]

脳幹出血で意識不明の重体となった桑名正博
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 1979年のヒット曲「セクシャル・バイオレットNo・1」などで知られる歌手の桑名正博(58)が脳幹出血のため、意識不明の重体であることが15日分かった。

 この日、大阪市内の病院に緊急入院。13日には香川県小豆島でライブを行っており、周囲も予測しえなかった突然の事態。主治医からは「手術は不能。呼吸が停止し、血圧が低下してきており、積極的な治療法がない」と、厳しい病状が語られた。

 関係者によると、桑名は15日午前4時すぎに大阪市内の自宅で突然倒れた。一緒にいたスタッフが救急車を呼び、大阪市住之江区の病院に午前4時53分に搬送された。

 この日夜に開かれた会見には、脳神経外科の主治医と事務所社長、長男でミュージシャンの美勇士(31)が出席。医師によると、「搬送されたときには心肺は動いていたが呼吸は停止。血圧は260に達していた」という。

 検査の結果、「脳幹出血」と診断。医師は「この病気は手術ができず、高血圧を下げる薬を投与した。現在、血圧が低下してきたため投与を中止した」と説明。「非常に重篤な状態。お母さまの希望もあり、積極的治療は行わず、様子を見守る」とし、「高血圧と多忙による疲れなどが原因では」と推測した。

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2012年7月16日のニュース