総選挙視聴率は18・7% 瞬間最高はさしこで28%!

[ 2012年6月8日 06:00 ]

AKB総選挙の生中継は、指原莉乃のコメントの場面で瞬間最高視聴率を記録

第4回AKB選抜総選挙

 AKB48選抜総選挙の開票イベントを生中継した6日のフジテレビ番組の平均視聴率が18・7%(関東地区)だったことが7日、分かった。瞬間最高は指原莉乃(19)がコメントした場面で28・0%。選挙で4位に躍進した理由を、お茶の間データで裏打ちした格好だ。

 総選挙で昨年の9位から大躍進した衝撃が冷めやらぬ中、指原がまた一つ、快挙を成し遂げた。

 6日夜にフジテレビが生放送した「AKB48選抜総選挙生放送SP」(後7・00~9・09)の視聴率は18・7%(ビデオリサーチ調べ)。その中で瞬間最高視聴率28・0%を叩き出したのが午後8時48分ごろ、「もう弱音を吐かないと決めました」とコメントした指原の場面だった。

 第1、3回の覇者で8月27日に卒業する前田敦子(20)に代わる新センターに注目が集まった第4回総選挙。視聴率18・7%は同時間帯の男子バレーボールのロンドン五輪世界最終予選、日本―中国(TBS)の11・8%を大きく上回ったが、その原動力の一つが指原。選挙1位の大島優子(23)がサプライズ登場の前田と抱き合った午後9時5分ごろの瞬間視聴率26・5%も上回った。

 番組制作のフジテレビバラエティー制作センター浜野貴敏プロデューサーは「メンバーの皆さんの輝くような、笑顔と涙。そして、思いのこもった、個性あふれるスピーチ。どれも見応えのある瞬間の連続だったと思います。あと、指原さんの大躍進!これが最大のサプライズでした」とコメント。豊田皓社長も、本紙の取材に「予想通りの数字。一生懸命さが伝わってくるいいイベントだった」と話した。

 今回の総選挙は、交流サイトGoogle+やYouTubeで生中継され、視聴率の数字以上に視聴していた人もかなりいたと思われる。指原はこの日、他の選抜メンバーらと同局のバラエティー番組収録などに参加。Google+を通じ「ステージに立つのが怖かった。柏木ちゃんが肩を叩いてくれてすごく落ち着いた」などとコメントした。公式ブログには前日を大きく上回る約1万5000件(午後10時現在)の祝福コメント。大きなファンの後押しを受けた指原はさらなる高みを目指していく。

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2012年6月8日のニュース