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押尾学元被告収監へ 金髪に十字架ネックレス、10人の“護衛”連れ…

 合成麻薬MDMAを一緒に飲んだ女性の救命を怠った保護責任者遺棄と麻薬取締法違反(譲渡、譲り受け、所持)の罪で懲役2年6月の実刑が確定した元俳優の押尾学元被告(33)が29日、収監手続きのため東京高検に出頭、東京拘置所に収容された。収監先の刑務所は今後決まる。

 東京高検への出頭は午後1時15分ごろ。肩まであった髪の毛は短く刈られ、金色に。胸には十字架のネックレス、黒いシャツに黒いブルゾン姿。友人ら約10人が同伴した。車3台を止めて、庁舎裏口までの数十メートルを、友人の屈強そうな黒人男性が報道陣をかき分けるように歩き、押尾元被告らが続いた。「最後に一言」などの報道陣の呼び掛けには一切応じず、無言だった。

 庁舎に入る前には、幼少期を過ごした米国流にならい友人1人ずつを抱き寄せてハグしながら肩を軽く叩き合い、握手して別れを惜しんだ。「頑張ってきます」と友人たちに言葉を残し、晴れやかな笑顔で庁舎内に入り落ち込んだ様子はうかがえなかった。友人の中には女性2人の姿もあった。

 午後2時半ごろ、押尾元被告を乗せたとみられる車が東京拘置所に入った。その後、弁護人を通じ「判決の内容には納得できず、刑務所に行くのも本意ではありません。しかし、刑務所に行くことは自分にとって何らかの意味があると思っているので、しっかり刑期を務めるつもりです」とのコメントを出した。

 押尾元被告は、先に確定した麻薬取締法違反罪(使用)の刑期(懲役1年6月)と合わせて服役する。未決勾留日数(180日)が差し引かれ、服役期間は最長で3年半になる見通しだ。

 ▽押尾元被告の事件 09年8月2日、東京・六本木にあるマンションの部屋で、飲食店従業員田中香織さんの全裸遺体が見つかった。警視庁は翌日、この部屋に出入りしていた押尾元被告ら関係者から事情聴取。尿検査で押尾元被告から合成麻薬MDMAの陽性反応が出たため、麻薬取締法違反の疑いで逮捕した。押尾元被告は田中さんと一緒にこの部屋にいたが、異変を感じたため自分のマネジャーを呼び、その後、部屋を立ち去っていたことが判明。麻薬取締法違反罪のほか田中さんの救命を怠ったなどとして保護責任者遺棄致死罪に問われた。

 【事件経過】

 ▼09年8月2日 六本木ヒルズのマンションで田中香織さんが亡くなる
 ▼3 麻布署に出頭、逮捕
 ▼5 麻薬取締法違反容疑(使用)で送検
 ▼31 保釈金400万円を納付し保釈
 ▼10・23 初公判で求刑1年6月
 ▼11・2 懲役1年6月、執行猶予5年の有罪判決
 ▼12・7 麻薬取締法違反容疑(譲渡、譲り受け)で逮捕
 ▼10年1月4日 保護責任者遺棄致死容疑で再逮捕
 ▼25 保護責任者遺棄致死罪、麻薬取締法違反罪で追起訴
 ▼9・3 初公判
 ▼17 懲役2年6月の有罪判決を受け、東京高裁に即日控訴
 ▼10・4 保釈金1000万円を納付し保釈
 ▼11年3月22日 初公判
 ▼4・18 高裁が1審判決を支持。弁護人が即日上告
 ▼12年2月15日 最高裁が上告棄却。懲役2年6月の実刑確定

[ 2012年3月30日 07:55 ]

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