フェテル6勝目!可夢偉は16位で7戦連続ポイントならず

[ 2011年6月26日 22:55 ]

欧州グランプリで優勝したフェテル

 自動車のF1シリーズ第8戦、欧州グランプリ(GP)は26日、バレンシアで決勝を行い、レッドブル・ルノーのセバスチャン・フェテル(ドイツ)が今季6勝目、通算16勝目を挙げた。ザウバー・フェラーリの小林可夢偉は16位に終わり、7戦連続のポイント獲得を逃した。2位はフェラーリのフェルナンド・アロンソ(スペイン)で、3位にはレッドブル・ルノーのマーク・ウェバー(オーストラリア)が続いた。

 フェテルが一度もトップを譲ることなく完勝。圧倒的な強さを見せつけて「すごく楽しいレースだったよ」と余裕の表情だった。

 これで今季8戦中6勝。しかもポールトゥウインが5度。年間総合王者争いでもライバル勢を大きく引き離しているが「(シーズンは)まだまだ長い。簡単ではないだろうが一戦一戦、優勝を目指して戦うだけ」と気を引き締めることも忘れなかった。

 ▽小林可夢偉の話 かなり厳しいレースだった。あれこれと努力してみたが(他車とは)対等に戦えなかった。(共同)

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2011年6月26日のニュース