×

【村田諒太との一問一答】五輪金から8年、2020年へ「無理だと思ってたら8年やってました」

[ 2019年12月23日 21:29 ]

<トリプル世界戦>初防衛に成功した村田(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 ボクシングのトリプル世界戦は23日、横浜アリーナで行われ、WBA世界ミドル級タイトルマッチは王者・村田諒太(33=帝拳)が同級8位の挑戦者スティーブン・バトラー(24=カナダ)と対決。5回終了間際に左フックがさく裂しTKO勝ちし、初防衛に成功した。

 試合後のリングインタビューは以下の通り。

――初防衛に成功。

 「控室で凄く調子がよくて、これなら倒せるという気持ちがどうしても生まれてしまって。序盤は空回りしてヤバいと思った」

――試合前の心境は。

 「思いのまま、ありのままでリングに上がろうと。虚勢をはらないようにと」

――相手の印象は。

 「ジャブが思ったより強くてビックリ。さすが世界ランクの選手」

――2019年はどんな年だったか。

 「激動の1年でしたが、自分のボクシングを確率できたと思う」

――今後について。

 「勝った試合直後は気持ちが大きくなってしまうが、言いたいことがある。皆さんが(井上)尚弥選手の試合を見て、リアルと戦ってほしいと感じたと思うんですよ。会長!(トップオブトップ選手との)リアルな試合をお願いします」

――トップオブトップとの試合が目標に。

 「そうですね。そこに行き着きたい」

――家族へのクリスマスプレゼントになった。

 「息子に“次の試合は見に行きたいから絶対に負けないで”と言われていたので、その約束を果たせてよかった」

――2020年に向けて。

 「五輪で金メダルを獲って、その後に東京五輪が決まって“8年後で現役は無理だぞ”と思っていたら8年やってました。五輪で盛り上がっていると思うので、その盛り上がりに華を添えるように頑張りたい」

続きを表示

この記事のフォト

2019年12月23日のニュース