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村田諒太が5回TKOで初防衛!試合後ビッグマッチ実現を熱望「会長、リアルな試合お願いします!」

[ 2019年12月23日 20:53 ]

<トリプル世界戦>初防衛に成功した村田(撮影・島崎忠彦)
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 ボクシングのトリプル世界戦は23日、横浜アリーナで行われ、WBA世界ミドル級タイトルマッチは王者・村田諒太(33=帝拳)が同級8位の挑戦者スティーブン・バトラー(24=カナダ)と対決。5回終了間際に左フックがさく裂しTKO勝ち。初防衛に成功した。

 序盤から右ストレートやボディーで手数をかけて相手を攻め続けた村田。迎えた5回。右の連打でプレッシャーを強めた村田の強烈な左フックがさく裂。相手がダウンするとレフェリーがノーカウントで止めてTKO勝ちした。

 試合後のリング上でインタビューを受けた村田は「控室で凄く調子がよくて、これなら倒せるという気持ちがどうしても生まれてしまって。序盤は空回りしてヤバいと思った」と苦笑いも、勝利にホッとした様子。試合に臨む前の心境は「ありのままでリングに上がろうと。虚勢をはらないようにと」とコメント。KO率80%、ハードパンチャーのバトラーについては「ジャブが思ったより強くてビックリ。さすが世界ランクの選手」と振り返った。

 今後の目標を聞かれると「勝った試合直後は気持ちが大きくなってしまうが、言いたいことがある。皆さんが(井上)尚弥選手の試合を見て、リアルと戦ってほしいと感じたと思うんですよ。会長!(トップオブトップ選手との)リアルな試合をお願いします」とビッグマッチの実現を熱望していた。

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