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関係者に衝撃「ボクシングは怖い」「相手がトリッキーだった」

[ 2016年4月27日 22:56 ]

<WBA世界S・フェザー級TM 内山高志・ジェスレル・コラレス>2R、ダウンから立ち上がった内山だったはコラレスの左をもらい2度めのダウン

 まさかの内山の敗戦に観戦した関係者には衝撃が走った。世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王座を10度防衛中の山中慎介(帝拳)は「内山さんが負けるイメージはなかった。あらためてボクシングは怖いと思った」と述べた。

 元世界スーパーライト級王者の浜田剛史氏は「もう少し時間をかければ、あのスピードに慣れたと思う。勝ち急いだ感じ」と分析。元世界スーパーバンタム級王者の佐藤修氏は「サウスポーは得意じゃないと聞いていたが、思った以上に(相手が)トリッキーだった」と指摘した。

 2回残り1秒でのKO決着に、元世界ミドル級王者の竹原慎二氏は「最後はクリンチしてでも、しのいでほしかった。もったいない」と嘆いた。同じジム所属の田口は「信じられない。勝って当たり前と思われる難しさがあったと思う」と目を赤くした。

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2016年4月27日のニュース