中村武志氏「えっ、なんで?　と思いましたけど…」　古巣・中日の3コーチ退団に言及

中村武志氏
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　中日、横浜、楽天でプレーした元プロ野球選手の中村武志氏（56）が5日までに更新されたYouTubeチャンネル「野球いっかん」に出演。球団史上初となる2年連続最下位に終わった古巣・中日のコーチ人事に関して、感想を口にした。

　セ・リーグは4日に全日程が終了し、中日は5位を確保できずテールエンドが決定。立浪和義監督の来季続投が発表され、片岡篤史2軍監督の1軍ヘッドコーチ就任が確実となる一方、中村紀洋打撃コーチ、荒木雅博内野守備走塁コーチ、西山秀二バッテリーコーチの退団が4日に発表された。

　昨年シーズン中に1軍から2軍へ配置転換された中村打撃コーチに触れ、「僕らも想像の部分でしか分からないんですけど…」と前置きして、「正直、えっ、なんで?　と思いましたけど…。何があったの?と、なかなかビックリした」と驚きを明かした。中村紀コーチは昨年5月に突然、「監督の判断」で2軍へ。立浪監督が理由を明かさなかったため、さまざまな憶測を呼んでいた。「中村紀コーチは経験豊富なんですけど、2軍で長距離砲を育成してほしい、という監督の考えもあったかも分かりませんし…」と中村氏も話すにとどめた。

　現役、コーチで長年一緒にユニホームを着た荒木コーチについては、「僕も（本人に）メールしましたけど、お疲れ様以外に何もない」と中日一筋27年の功績を労ったうえで、「あれだけの選手なので、1年、2年ゆっくりした方が…」とコメントした。