巨人・中田翔が勝ち越し犠飛! 現役最多タイの通算72犠飛 金本知憲らのNPB歴代15位記録に並ぶ

[ 2023年8月29日 20:19 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2023年8月29日    京セラD )

<巨・広> 6回1死満塁、中田翔は勝ち越しの右犠飛を放つ (撮影・後藤 大輝)
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 巨人の中田翔内野手(34)が広島戦(京セラD)で「6番・一塁」に入り、2試合連続先発出場。6回に勝ち越しの右犠飛を放って現役最多タイの通算72犠飛とし、金本知憲(阪神)らの持つNPB歴代15位記録に並んだ。

 0―2で迎えた6回だった。1死からまずは長野の5号ソロで1点差とすると、門脇、秋広の連打で1死一、二塁。坂本の左翼線への適時二塁打で2―2の同点とし、丸が申告敬遠されて1死満塁となった。

 ここで第3打席に入った中田翔は相手先発右腕・九里がカウント1―1から投じた3球目を右犠飛とし、三走・坂本を勝ち越しのホームへと迎え入れた。

 ここまで34本塁打&83打点でリーグ2冠の主砲・岡本和真内野手(27)が体調不良で「特例2023」により梶谷とともに出場選手登録抹消。坂本が昨年4月15日の阪神戦(甲子園)以来501日ぶりの4番に入った一戦で、打撃不振が続いていた中田翔も結果を出した。

 【NPB通算犠飛】
(1)野村 克也(西武) 113
(2)加藤 英司(南海) 105
(3)王  貞治(巨人) 100
(4)門田 博光(ダイエー) 95
(5)長嶋 茂雄(巨人) 90
(5)張本  勲(ロッテ) 90
(7)山内 一弘(広島) 88
(7)落合 博満(日本ハム) 88
(9)大杉 勝男(ヤクルト) 86
(10)新井 貴浩(広島) 81
(11)山本 浩二(広島) 79
(12)土井 正博(西武) 78
(12)福浦 和也(ロッテ) 78
(14)大島 康徳(日本ハム) 74
(15)金本 知憲(阪神) 72
(15)栗山  巧(西武) 72
(15)中田  翔(巨人) 72
(18)松原  誠(巨人) 70
(18)原  辰徳(巨人) 70
(20)立浪 和義(中日) 69
(20)阿部慎之助(巨人) 69
(20)内川 聖一(ヤクルト) 69
※所属は最終、現役は中田翔と栗山のみ

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