江川卓氏 藤浪晋太郎の日本人メジャー最速165キロを称賛「右打者の内角に投げられているならいい」

[ 2023年8月8日 20:59 ]

江川卓氏
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 元巨人の江川卓氏(68)が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。オリオールズで輝きを取り戻した藤浪晋太郎投手(29)を称賛した。

 江川氏は最近の藤浪が右打者の内角に投げきっているかを確認。その上で「投げられているならいいですね、非常に」と安心していた。

 日本球界では右打者への死球禍で本来の速球を失う時期があった。江川氏は「これはピッチャー理論なんですけどプロのバッターはそこに来たらよけられる技術を持っていると思って投げるしかない」と明かした。

 藤浪の場合は「人がいいので当たっちゃったごめんね、というのが特に強い」と心配していたという。

 フォームを2段モーション気味に修正したことも「タメた方がいいと思ったんでしょうね」と、課題の右打者の内角に投げ切るためではないかと推測。「(今は)感覚がいいんでしょうね」と喜んだ。

 8月6日(日本時間7日)のメッツ戦に4番手で登板し、メジャー日本投手最速の102・6マイル(約165・1キロ)をマークしたことについても「もともと球速いからね。いいバランスになったと思います。腕がちょっと上がった気がする」と、称えていた。

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