落合博満氏　パ優勝争いはオリックス逃げ切り予想「残り1勝1敗ペースでも約80勝」先発“4本柱”が支え

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が6日、NHK「サンデースポーツ」（日曜後9・50）に出演。両リーグのペナントレースの行方について語った。

　セ・リーグについてはDeNAに代わり3位に浮上した巨人について「追い上げてくる可能性は十分にある」とキッパリ。「戸郷一人では心もとない」と投手陣に不安があるとしつつ、首位の阪神に8ゲーム差ながら逆転の可能性を示唆した。

　一方で、パ・リーグに対しては「可能性は大いにある」と首位・オリックスの逃げ切りを予想した。根拠は充実の先発陣で、山本由伸（10勝）、山下舜平大（9勝）、山崎福也（8勝）、宮城大弥（6勝）と大型連敗を阻止する“4本柱”が進撃を支えている。

　さらに「残り試合、1勝1敗ペースでいっても約80勝する。五分でもいいやって戦い方ができる」と精神面でのゆとりを強調し、油断せず「一戦一戦勝ち切るんだ」とチームで臨めば「一番優勝に近いポジションにいるのは確か」と言い切った。