石橋貴明も納得　掛布雅之氏が阪神の中野、木浪の成長を明かす「お前バカか、と言った」

石橋貴明

　お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明（61）が、11日のTBSラジオ「Paravi　presents　石橋貴明のGATE7」（日曜前7・00）に阪神OBの掛布雅之氏を招いて阪神タイガースの強さに迫った。

　掛布氏は好調の理由のひとつにセンターラインの固定を上げた。とくに中野拓夢と木浪聖也の二遊間コンビの安定感を称えた。

　掛布氏は「セカンドは終着駅。セカンドからコンバートされた選手はほぼいない」と、二塁コンバートで中野が危機感を募らせたことが本来の力を導き出したと指摘。中野は広島の菊池涼介レベルの二塁手になると予想した。

　もう一人、木浪の活躍が石橋を「こんなに打つんだ」と驚かせている。

　掛布氏は木浪から「どうしたら掛布さんみたいに左方向にレフトの頭を越える打球が打てますか？」と聞かれ、言葉は悪いが「お前はバカか」と返したと明かした。

　掛布氏は「レフトの前に落とすヒットを打つバットの角度を考えなさい」とアドバイス。今季の木浪はバットを立てずに肩で担ぐスタイルに修正。「ボールの下にバットを入れて打球を上げるバッティングを捨てた」ことで安打を量産し始めたと指摘した。