日本ハム・江越 7年ぶりの2戦連発!新庄監督デザインの戦闘服でヒーローに“変身”

[ 2023年5月14日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム5ー0ロッテ ( 2023年5月13日    エスコンF )

<日・ロ>3回、3ランを放つ江越(撮影・高橋 茂夫)
Photo By スポニチ

 襟をなびかせ、日本ハム・江越がさっそうとダイヤモンドを一周した。新庄監督も思わず「打った瞬間、スーパーサイヤ人になったかと思った」と大喜びだ。阪神時代の16年に出場4戦連発して以来7年ぶりの2戦連発。指揮官デザインの戦闘服を身にまとい、ヒーローに“変身”したのは3回だ。

 3連打で2点を先制し、なおも2死一、三塁。森の低めスライダーを左中間スタンドに運んだ。試合前に新庄監督から「2三振はOK。3三振はダメ」と声をかけられるなど、精神的な助言が覚醒への一助となり「たまには打ちますよ。僕も」とジョークめかした。

 プロ球団のユニホームをデザインするのが夢だった新庄監督。「子供たちが喜ぶユニホーム」とヒーローものをイメージし、赤、黒を基調に襟付きの奇抜なサードユニホームをプロデュースした。「批判を浴びようが浴びなかろうが、突き抜けないことには目立たない。話題になるユニホームを作りたかったので」。現役時代はゴレンジャーのかぶり物をしてパフォーマンス。監督でも戦隊のような勝負服で沸かせた。

 この日は開幕2カード目以降最多の2万7909人が来場。子供限定でユニホームを模した指揮官デザインのアームバンドを配布し、多くの子供たちを笑顔にした。ド派手ユニは残り7試合。「6勝2敗だったらもう一回、着たいですけどね。明日もこのユニホームで活躍し、子供たちがこれを着て街を歩いてくれたら」とド派手な勝負服での快進撃を誓った。(清藤 駿太)

 ▽新庄監督プロデュースユニホーム 日本ハムは18日までの5試合を「NEW AGE GAMES produced by SHINJO」と題し開催。指揮官がこだわり、闘争心をイメージした赤と黒を基調に、襟付き、パンツは左右非対称と斬新なデザインのユニホームを着用する。胸元の「V」は「VICTORY」の頭文字と「少しぽっちゃりした選手もスタイル良くなる。目のマジック」との思いを込めた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月14日のニュース